2024-01-01から1年間の記事一覧
スパークス通算9枚目、1980年のアルバム『Terminal Jive』。前作『No.1 in Heaven』のヒットに引き続き、ジョルジオ・モロダー(イタリア人)のプロデュースが続く予定だったが、多忙のため大半の曲がハロルド・フォルターメイヤー(ドイツ人。映画『トップガン…
スパークス通算8枚目のアルバム『No. 1 in Heaven』。 ロックバンドが突如としてテクノポップデュオに転向したアルバムは「天国で1番」と宣言するにも相応しい、スパークスのキャリアの中でも屈指のアルバムとなった。 プロデューサーはディスコ音楽の祖、ジ…
Sparks通算7枚目、1977年のアルバム『Introducing Sparks』。普通はデビューアルバムにつけるタイトル(『Introducing Kenny Burrell』 『Introducing Wayne Shorter』など、特にジャズアーティストのデビュー盤としては枚挙にいとまがない。ポップス系でもあ…
世の中がどんどん発狂していくのは、あらゆる機器のワイヤレス化が一端を担っているのではないかとBluetoothイアフォンを調べながらなんとなく考えていた。筒井道隆(康隆)の七瀬シリーズを思い出すと、主人公の七瀬は人の心が読めるテレパスの能力を持ってい…
Twitter(Twitter)で、Domi and JD Beckが、エイフェックスツインのflimをカバーしてるライブ動画が結構バズっているのを目撃して、「そのカバーってバッドプラスがメジャーデビュー(SONY)でやってるけどなあ。ひゃー21年前…!」とか思ってしまったのだけど、…
www.youtube.com www.youtube.com Sparks通算10枚目、1981年のアルバム『Whomp That Sucker』(間抜け野郎を殴る)。サウンド自体は前回紹介した次作の『Angst in my pants』同様のポップさを持ち合わせているが、曲によっては歌詞の謎めかしさが深いものが多…